キャンペーンメールの相対時間設定について
少々分かりづらいキャンペーンメールの相対時間設定についてQ&A形式で説明します。
本記事では、相対時間設定の仕様について説明します。
目次
1.はじめに
2.相対時間設定の仕様について
3.最後に
1.はじめに
カミハヤMAのキャンペーンの設定で、アクションでメール送信を選択した際、このイベントを「すぐに実行」「相対時間に実行」「特定の日付/時間に実行」の3つから選択することになります。
「すぐに実行」と「特定の日付/時間に実行」は、直感的でわかりやすいのですが、「相対時間に実行」は利用者にとって少々わかりにくいと思います。
そこで、今回は「相対時間に実行」の仕様についてお伝えしようと思います。
【相対時間設定イメージ】
2.相対時間設定の仕様について
いくつかの例をもとに説明していきます。1問一答形式でまとめてみました。
まず、前提として特定のセグメントに新しいコンタクトが入ってきたらメールを送信するキャンペーンがあるとします。
【問1】
(質問)メール送信設定内容が相対時間に実行:1日 予定日:00:10 決められた曜日に予定する 月曜日、水曜日、金曜日、日曜日 にチェックされている設定の場合、仮に月曜日の15時17分だとした場合、特定のセグメントに新しいコンタクトが入ってきたら、そのコンタクトへメールはいつ配信されるでしょうか?
(答え)正解は、次の水曜日の午前0時10分にメール配信されます。
(解説)月曜日の15時17分を起点にした1日後は、火曜日の15時17分となります。火曜日は決められた曜日に予定する対象チェックに入っていないので、チェックが入っている水曜日の午前0時10分がメール配信日時となります。
【問2】
(質問)メール送信設定内容が相対時間に実行:1日 次の時間帯の間:09:00そして10:00 で設定されてる場合、仮に今日が11月16日の15時17分だとした場合、特定のセグメントに新しいコンタクトが入ってきたら、そのコンタクトへメールはいつ配信されるでしょうか?
(答え)正解は、11月18日の午前9時にメール配信されます。
(解説)11月16日15時17分を起点にした1日後は、11月17日15時17分となります。しかし15時17分は、次の時間帯の間:09:00そして10:00の時間帯ではありませんので、11月17日の翌日である11月18日の午前9時がメール配信日時となります。
【問3】
(質問)メール配信設定内容が相対時間に実行:0日 次の時間帯の間:09:00そして10:00で設定されてる場合、仮に今日が11月16日の15時17分に特定のセグメントに新しいコンタクトが入ってきたら、そのコンタクトへメールはいつ配信されるでしょうか?
(答え)正解は、11月17日の午前9時にメール配信されます。
(解説)11月16日15時17分を起点にした0日後は11月16日となります。次の時間帯の間 :09:00そして10:00は、11月16日09:00から10:00の時間帯となります。この場合すでに過去となっているため翌日11月17日の午前9時がメール配信日時となります。
【問4】
(質問)メール配信設定内容が相対時間に実行:0日 予定日:09:00 決められた曜日に予定する 金曜日 にチェックされている設定の場合、仮に特定のセグメントに新しいコンタクトが当日(金曜日だった場合)の15:00に入ってきたら、そのコンタクトへメールはいつ配信されるでしょうか?
(答え)正解は、当日(金曜日)の15:00に即時配信されます。
(解説)当日(金曜日)の9:00以降に特定のセグメントに新しいコンタクトが入ってきたら9:00を過ぎているので即時配信されることになります。一方で当日の9:00までに特定のセグメントに新しいコンタクトが入ってきた場合は、当日(金曜日)の9:00にメール配信されます。
3.最後に
相対時間の設定について、いくつかの例をあげてご説明しました。
最後に相対時間に実行のプルダウンメニューから「分」「時間」「日」「月」「年」を選択した時の違いについて説明します。
相対時間に実行のプルダウンメニューから「分」「時間」を選択した場合には、「予定日[]また、次の時間帯の間:[]そして[]」と「決められた曜日に決定する」は表示されません。
相対時間に実行のプルダウンメニューから「日」「月」「年」を選択した場合に「予定日[]また、次の時間帯の間:[]そして[]」と「決められた曜日に決定する」は表示されます。
少し慣れるまでに時間を必要とされるかもしれませんが、一旦慣れてしまうと「相対時間に実行」もマーケティング施策で重宝いただけると思います。