相対時間設定の「時間」と「時間帯」それぞれの違いについて
本記事では、相対時間設定の「時間」と「時間帯」それぞれの違いについてお伝えします。
目次
1.はじめに
2.相対時間設定方法について
3.「時間」と「時間帯の間」による挙動の違いについて
4.最後に
1.はじめに
例えば、キャンペーンのコンタクトソースで「コンタクトセグメント」を指定して、そのコンタクトセグメントに入ってきたコンタクトへアクションで「メール送信」のイベントを「相対時間に実行」で定義する際
①予定日に時間を設定した場合
②予定日に次の時間帯の間に設定した場合
それぞれによるメール送信されるタイミングについて理解を深めていくことにしましょう。
2.相対時間設定方法について
まずは、相対時間設定方法において、どのような設定ができるのかをご説明します。
メール送信の場合、メール送信イベントを「すぐに実行」「相対時間に実行」「特定の日付/時間に実行」の三択から選択できます。
「相対時間に実行」を選択すると相対時間の設定ができることになります。

1)のケース
① まずはじめにどれぐらいの時間が経過したらメール送信するのかを「分」「時間」「日」「月」「年」の中から選択します。
(例えば、今回の例は0日として設定してみます。すなわちセグメントに入ってきた当日ということになります)
②「時間」の設定:「予定日」のプルダウンに00:00から23:00までが表示されるので9:00を選択してみます。この場合は「時間」の設定となります。
③追加ボタンをクリックして設定を終了します。
2)のケース
① まずはじめにどれぐらいの時間が経過したらメール送信するのかを「分」「時間」「日」「月」「年」の中から選択します。
(例えば、今回の例は0日として設定してみます。すなわちセグメントに入ってきた当日ということになります)
②「時間帯の間」の設定:1番目のプルダウンに00:00から23:00までが表示されるので9:00を選択してみます。2番目のプルダウンに同じく00:00から23:00までが表示されるので10:00を選択してみます。
③追加ボタンをクリックして設定を終了します。
以上で、相対時間設定方法において「時間」の設定(ケース1の場合)と「時間帯の間」の設定(ケース2の場合)ができました。
3.「時間」と「時間帯の間」による挙動の違いについて
では、次のようなケースにおいてメール送信されるタイミングについて一緒に考えてみましょう。
午前0時以降午前9時までの間にセグメントへコンタクトが追加された場合、ケース1とケース2では、メール送信される時間は、いつになるのでしょうか?
1)のケース:当日の午前9時にメール送信されます。
2)のケース:当日の午前9時にメール送信されます。
この場合は、1)2)のケースともに当日の午前9時にメール送信されます。
では、次のようなケースでは、どうでしょうか?
当日、午前10時以降にセグメントへコンタクトが追加された場合、ケース1とケース2では、メール送信される時間は、いつになるのでしょうか?
1)のケース:セグメントに入ってきた直後に即時配信されます。
2)のケース:セグメントに入ってきた翌日の午前9時に予約配信されます。
補足となりますが、午前9時以降午前10時までの間の場合では、セグメントへ追加されたコンタクトへ1)2)どちらのケースもメールは即時配信ます。
まとめると当日、「時間」設定をしていた場合、当日設定時間よりも遅くにセグメントに入ってきたコンタクトには即時配信。
「時間帯の間」の設定より遅くにセグメントに入ってきたコンタクトは、翌日の時間帯の間でメール配信されることになります。
4.最後に
相対時間設定は、最初は少々ややこしい部分がありますが、慣れてこられると様々なケースで活用いただけると思います。
是非、今回のオペレーションをもとに実施いただき貴社のマーケティングにお役立ていただければと思います。