MAを用いた3通りのホワイトペーパー提供方法とそれぞれの長所/短所について
本記事では、3通りのホワイトペーパー提供方法とそれぞれの長所/短所について説明します。
目次
1.はじめに
2.3つのホワイトペーパー提供方法と長所/短所について
3.最後に
1.はじめに
自社の製品・サービスの魅力を伝える方法として、ホワイトペーパーを制作される機会もあるかと思います。
そのホワイトペーパーを必要とされる方がフォームからお申し込みをされて、ダウンロードする仕組みとしてカミハヤMAには、大きく3つの方法があります。
各方法ならびにそれぞれの長所と短所について説明します。
2.3通りのホワイトペーパー提供方法と長所/短所について
①フォームサブミットするとアセットが自動的のダウンロードされる方法
1つ目は、フォームサブミットするとアセットが自動的にダウンロードされる方法です。
ホワイトペーパーダウンロード用のフォームを作成し、フォームアクションに対象のホワイトペーパーを設定します。
そうすることで、フォームサブミットすると自動的にホワイトペーパーがローカルデバイスにダウンロードされます。
【長所】
今回紹介する方法の中で一番簡単です。
【短所】
ホワイトペーパーが自動ダウンロードされますので、利用者側で若干気づきにくい点やダウンロードしたホワイトペーパーを開く必要があります。
フォームに必要事項さえ記入すれば、存在しないメールアドレスでフォームサブミットしてもホワイトペーパーがダウンロードできてしまいます。
少し余談となりますが、もしホワイトペーパーがPDFなどであれば、下記画面の設定をすることによりフォームサブミットするとブラウザ上でホワイトペーパーを表示させることができます。その場合の長所・短所は次のようになります。(URLの最後に?stream=1と追記してブラウザ上にホワイトペーパーを表示させることができます)

【長所】
フォーム送信者が自動的にアセットダウンロードされたことに気づかななくなることがなくなり、速やかにブラウザ画面上でアセット内容を確認できる。
【短所】
MA側にてホワイトペーパーをダウンロードした実績が取れません(フォーム送信実績は取れますが、Webビュー後にアセットをダウンロードしたとしても実績としてデータ取得ができません)。
②フォームサブミットするとサンクスページへ遷移し、サンクスページにあるホワイトペーパーダウンロードボタンをクリックしたら自動的にダウンロードされる方法
2つ目は、サンクスページをLPとして用意しておき、そのLP上にアセットダウンロード用のボタンを用意して、ボタンにアセットダウンロードURLを設定する方法です。
【長所】
サンクスページ上に利用者の興味を引く導線・しかけをつくることができるためサイト内回遊する機会を設けることができます。
【短所】
サンクスページLPを製作する工数が発生します。
③フォームサブミットすると申込者に対してアセットダウンロードリンクが挿入されてるメールを送る方法
3つ目は、アセットダウンロードリンクをメール本文に記載しているメールを用意しておき、そのリンクをクリックすることでホワイトペーパーが自動的にダウンロードされる方法です。
【長所】
メール本文に利用者の興味を引く導線・しかけをつくりサイト内回遊する機会を設けることができます。
少なくともその時には生きているメールアドレスを取得することができます。
【短所】
メール文面を製作する工数が発生します。
3.最後に
いかがでしたでしょうか。3通りの方法においてメリット・デメリットについてご理解いただけたと思います。どの方法を選択するか悩まれるところだと思いますが、誰がいつどのアセット(ホワイトペーパー)をダウンロードされたのかを確認する場合、①の?stream=1と追記する方法以外であれば、目的を達すことができます。後はお申込者の立場と自社の狙いにおいて最適な方法を選択していただければと思います。