GlobalTokenの利点と設定方法
本記事では、GlobalTokenを利用した場合の利点、GlobalTokenの設定方法について説明します。
目次
1.はじめに
2.GlobalTokenの利点と設定方法
3.最後に
1.はじめに
今回ご紹介するのは、GlobalTokenについてです。GlobalTokenとは、メールまたはランディングページ(以下LP)に追加できるテキストまたはHTMLコンテンツのスニペットです。そもそもスニペットとは、断片、抜粋、切り抜きなどの意味を持つ英単語ですが、プログラミングの世界では、「コードスニペット」として流用しやすい特定の機能処理をする短いコードの集まりとして用いますが、今回は同様にMAで作成するメールやランディングページで流用するテキストやHTMLコンテンツをパーツとして再利用できるようにしたものと捉えてるとよいと思います。
2.GlobalTokenの利点と設定方法
GlobalTokenの利点は、複数のメールやLPにおいて一貫性のあるコンテンツを作成、利用できることです。またGlobalTokenを利用したコンテンツを変更する必要がある場合は、そのGlobalTokenを修正するだけで適用されたメールやLPで利用してるすべての場所に変更を適用できることです。これにより変更するための工数を下げることができます。
では、設定方法をみていきましょう。
まず、前提条件としてカミハヤMAのGlobalToken機能にアクセスするには、当社へご依頼いただく必要があります。
デフォルトでは、GlobalToken機能をご利用できる状況になっておりません。
GlobalToken機能が利用できるようになった後の設定方法を説明します。
①画面右上にある歯車アイコンをクリックします。
②設定>GlobalTokensをクリックします。
③GlobalTokens一覧画面に遷移後、画面右上にある新規ボタンをクリックします。
④任意の名前、Aliasを入力します。
⑤ContentにGlobalTokenとしてのコンテンツを作成します。エディターを利用して文字サイズ・文字色、画像や表なども挿入することができます。
⑥作成するとGlobalTokensの一覧ページ上に作成したGlobalTokenが{}に囲まれた表示として生成されています。
【GlobalTokens一覧画面】

以上でGlobalTokenを作成することができました。
次にGlobalTokenをメール作成時に呼び出す手順を説明します。
①チャンネル>メールをクリックします。
②メール一覧画面に遷移しますので、画面右上にある新規ボタンをクリックします。
③テンプレートのメール、セグメントのメールどちらかを利用目的に応じて選択します。
④新規メール作成画面に遷移後、件名や登録名などを登録し、画面右上にある「ビルダー」ボタンをクリックします。
⑤ビルダー画面に遷移後、テキストスロットを挿入し、その中にGlobalTokenを差し込みます。(今回の例では{global-token=globaltoken1})
以上の方法で、メールのコンテンツにGlobalTokenを挿入することができました。
LPの作業もメールと同様の作業となります。
3.最後に
いかがでしたでしょうか。GlobalTokenを利用することで、同様のコンテンツを数多くのメールやLPに適用する場合に重宝していただけると思います。そのようなニーズがある場合は、是非一度お試しいただければと思います。