メール開封時間をレポートやダッシュボードで確認する方法
本記事では、どの時間帯にメール開封が多いのかレポートやダッシュボードで確認するための設定方法について説明します。
目次
1.はじめに
2.レポートで確認するための設定方法
3.ダッシュボードで確認するための設定方法
4.最後に
1.はじめに
メール配信をした際にどの時間帯にメール開封件数(メール開封率)が高いのかを把握した上で、メールマーケティングへ取り組むことは大切です。
今回は、カミハヤMAでどのようにして配信したメール結果においてメール開封率が高い時間帯を確認することができるのかその方法について説明します。
2.レポートで確認するための設定方法
例として配信したメールIDを条件にしてそのメールに対してメール開封した日付および時間をレポートで確認することができます。
レポート編集画面のデータタブの画面で
①レポートに表示させたいカラムを選択します。その際にコンタクトに関する情報と読まれた日というカラムを選択します。
②フィルターに次の設定を行います。
カラム「ID」条件「一致」値のフィールドにレポートに出力したいメールIDを入力してください。
③画面右上にある保存して閉じるボタンをクリックしてください。
注意点ですが、
「読まれた」が「はい」になっている場合の「読まれた日」の日時は、メール開封日時
「読まれた」が「いいえ」になっている場合の「読まれた日」の日時は、レポート作成日時もしくはレポート閲覧日時
としてレポート出力されますので、フィルターで「読まれた」が「はい」を設定した上でレポート出力されることをお勧めします。
【レポート編集画面サンプル】

【レポート出力サンプル】

3.ダッシュボードで確認するための設定方法
例としてセグメントメールを配信した際にどの時間帯でメール開封したコンタクト全体の何%がどの時間帯で開封したのかを縦棒グラフでダッシュボードのウィジェットとして設定することができます。
①ダッシュボード画面右上保存ボタンの下矢印ボタンをクリックして、「ウィジェットの追加」をクリックします。
②ウィジェットの名前、幅、高さの値を入力し、「Best email read hours」を選択します。
③ウィジェットの編集画面で「Time format(12時間表記にするか24時間表記にするか)」「Company filter(特定の企業に対して)」「キャンペーン(特定のキャンペーンに対して)」「セグメントフィルター(特定のセグメントに対して)」にグラフ表示させたい設定をします。
④ウィジェットの編集画面右下にある「保存」ボタンをクリックします。
【ウィジェットの編集画面サンプル】

【Best email read hoursグラフウィジェットサンプル】

注意点ですが、何曜日のどの時間帯という表示は残念ながらできません。ダッシュボードのFromからTOに指定する日付期間全体でどの時間帯にメール開封したコンタクト全体の何%が開封したのかを確認できるウィジェットとなっています。
また開封時間帯がUTCとなっているためJST(+9時間)としてグラフを読み替えていただく必要があります。
こちらに関しては、今後のウィジェット機能の強化・改修を期待したいと思います。
4.最後に
いかがでしたでしょうか。今回は2つの方法(レポートとウィジェット)について説明をしました。
今回ご紹介した方法以外では、新規のセグメントメールで作成したメールではなく、新規メールテンプレートから作成したメールであれば、メール一覧画面から名前をクリックすることで表示されるメール統計情報画面から特定日をFrom Toに設定(例:Oct 13,2022をFrom To両方に設定)して適用ボタンをクリックすることで、メール統計情報グラフが時間表示で表示されます。(新規のセグメントメールで作成したメールの場合は、メール統計情報画面では同様のグラフを表示させることはできません)
【新規メールテンプレートで作成したメールのメール統計情報グラフサンプル】

【新規のセグメントメールで作成したメールのメール統計情報グラフサンプル】
