SalesforcePluginV2利用で注意すべき点
本記事では、SalesforcePluginV2を利用する上で、注意すべき点についていくつか説明します。
目次
1.はじめに
2.注意すべき点
3.最後に
1.はじめに
SalesforcePluginV2を利用することで、ノーコードでカミハヤMAのデータとSalesforce(以下SFA)のデータを相互連携することができることは過去の記事でもご紹介しました。
SalesforcePluginV2を利用する上で、いくつか注意すべき点があることが分かりましたので、その点についていくつかご紹介します。
まず、前提としてSaleforcePluginV2にはSFAと同期するオブジェクトとして「Lead」「Contact」「Account」がありますが、「Lead」のみを選択した場合の注意事項の説明となります。
2.注意点
①MA側のコンタクトからSFAへリード連携したい場合(新たなリード登録)、すでにSFA側にそのコンタクトと同じメールアドレスで取引先責任者が登録されていると連携できません。もしこのようなケースにおいてSFAのリードへコンタクト情報を連携させたい場合には、SFAの取引先責任者のメールアドレスを一時的に削除した後、連携処理を走らせてください。そして連携できたことを確認できた後、改めてSFAの取引先責任者へさきほど削除したメールアドレスを設定してください。
②連携後、SFAのリードが「取引の開始」で取引先責任者になった場合、MA側からすると連携先が無くなることになります。ですのでこの場合には、SalesforcePluginV2のSFAとの同期オブジェクトを「Contact」と「Account」も選択し、SFAからMA側へ同期設定を加える必要があります。そうすれば、そのMA側のコンタクトにはSFAのリード時代のリードオブジェクトIDとSFAの取引先責任者IDの両方を保有することになります。リードオブジェクトIDによる接続の役目は終了となりますが、取引先責任者IDと紐づくことになりますので、MA側のコンタクトとSFA側の取引先責任者・取引先間で情報のやりとりが可能となります。
【MA側でSFA側のID確認画面】

③連携後、SFAのリードを誤って削除した場合、新たにSFA側にリードを生成することはありません。ですので、SFA側で削除してしまったリードが「ごみ箱」に残っている期間中に復元していただく必要があります。
3.最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、注意点について3つご紹介をさせていただきました。本日ご紹介した内容以外にもSalesforceのSandbox環境への接続時に注意すべき点などもございます。SalesforcePluginV2を用いてMAとSFAを接続されたい場合には、弊社までご相談いただければと思います。