開発ゼロでMAとZoomウェビナーを連携する方法
MAとZoomウェビナーを開発ゼロでデータ連携する方法についてご紹介します。
今回は、カミハヤMAとウェビナー開催する上で代表的なZoomウェビナーをノーコードで簡単に接続できるプラグインについてご紹介します。
目次
1.プラグインとは?
2.Zoomウェビナープラグインで何ができるのか?
3.Zoomウェビナープラグインの設定方法について
4.最後に
1.プラグインとは?
カミハヤMAには、カミハヤMAとノーコードで他のシステムと接続するためのプラグイン機能があります。
プラグイン機能には、2022年1月現在、約40種類以上のプラグインをご用意しております。その中から接続したいシステムを選んでいただき、一行たりともプログラミングをすることなく、簡単にお互いのシステムを接続するための仕組みです。
例えば、ウェビナー開催ツールであるZoomウェビナーとはカミハヤMAでご用意しているZoomウェビナープラグインを利用することで、簡単かつスピーディーに接続・ご利用いただけます。
2.Zoomウェビナープラグインで何ができるのか?
Zoomウェビナープラグインを用いることで、カミハヤMAで作成したウェビナー申込みフォームをZoomウェビナーの受付フォームとして代用できます。
それにより次のような利便性が生まれます。
①今までZoom側で用意したフォームから登録された申込者情報をMA側へ二重入力や手動でインポートしていた無駄な作業がなくなります。
②ウェビナー開催後に出席者、欠席者それぞれに異なるシナリオで簡単・スムースにフォローアップすることが可能となり、一貫したブランディングを維持することができます。
3.Zoomウェビナープラグインの設定方法について
①ZoomでのカミハヤMAアプリの構成
marketplace.zoom.usにログインして、OAuthアプリの構築をします。OAuthアプリの構築といっても何かプログラミングを必要とするのではなく、画面に従い設定を進めていきます。詳細については、こちらのページを参照してください。
App credentialsの画面で、Client IDとClient secretの情報が表示されますが、後ほどカミハヤMAでのZoomアプリケーションの構成で必要とします。
同じくApp credentialsの画面で、Redirect URL for OAuthとAdd allow listsのフィールドへはカミハヤMAでのZoomアプリケーションの構成時に表示されるコールバックURLの情報を設定します。
【Zoom:OAuthCreate画面】

②カミハヤMAでのZoomアプリケーションの構成
Zoomウェビナープラグインを呼び出し、ZoomのカミハヤMAアプリの構成時に発行されたClient IDとClient secretの情報それぞれをコピー&ペーストした後、適用ボタンをクリックします。
カミハヤMAとZoomウェビナーが連携された後、カミハヤMAで作成したウェビナー申込みフォームのフォームアクション機能で「Register to Zoom Webinar」を選択し、連携する対象のウェビナーを選択し、フォーム入力項目のマッピングを行います。
【カミハヤMA:Zoomウェビナープラグイン設定画面】

【カミハヤMA:フォームアクション設定画面】

4.最後に
いかがでしたでしょうか。カミハヤMAには、今回ご紹介したZoomウェビナープラグインのようにプログラム開発無しで簡単にデータ連携できる環境を提供しています。
Zoomウェビナープラグイン以外の各種プラグインについても今後ご紹介できればと思います。